AsciiDoc Introduction
AsciiDocを使う理由
AsciiDocを簡単に説明しますと、
テキストファイルをHTML,PDF,EPUB,unix manページなどの多くの
形式に変換するツールです。
私は、文章を作成するのに、単純なテキストフォーマットを
使うのが好きです。
理由は、文章の作成に集中することができる、
編集が簡単、プログラミングで使い慣れている
エディタが使えることです。
そこで、テキストフォーマットから、HTMLなどのフォーマットに
変換してくれるツールを探していました。
偶然発見したのが、AsciiDocです。
使い方を調べてみると、本の執筆にも使われているくらい
本格的なツールだとわかりました。
実際、AsciiDocを利用して執筆された本を挙げます。
- Ruby ベストプラクティス
- AsciiDocで書いて、DocBook XMLを生成し、 dblatexを使ってPDFにレンダリングしたと、 著者自身が、言っています。
- Progamming iOS 4
- AsciiDocホームページ (http://www.methods.co.nz/asciidoc/index.html)
「Documents written using AsciiDoc」より。
他にもたくさんのAsciiDoc使用例がリストアップされています。
AsciiDocを使ってみよう
ということで、AsciiDocを使ってみようと思ってwebを
検索すると、日本語での紹介例があまり見つかりません。
仕方がないので、自分で使って情報を発信することにしました。
このブログの作成にAsciiDocを使って、使い方を学習し紹介していきます。
おそらく日本語で使った場合の問題にも遭遇すると
思いますので、その解決にもトライしたいです。
まず手始めに、このページで使った、書式を紹介します。
セクションとタイトル (Sections and Titles)
セクションのタイトルは、2行で書きます。
行の左端から書きます。
1行目がセクションのタイトルで、2行目にセクションの
タイトルであることを示す記号を書きます。記号の個数は、1行目の
セクションのタイトルと同じ長さの下線に見えるようにします。
こんな感じです。(プロポーショナルフォントの表示では、
1行目と2行目の長さが異なって見えるかもしれません)
Introduction ============
セクションのレベルは、0 (top level)から、4 (bottom level) まで
対応していて、記号の種類により、レベルを決めます。
- セクションのレベルと記号の区別
Level 0 (top level): ====================== Level 1: ---------------------- Level 2: ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Level 3: ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ Level 4 (bottom level): ++++++++++++++++++++++
この文章が書いてあるセクションは、レベル2 で記述は次のとおりです。
セクションとタイトル (Sections and Titles) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1行でタイトルを記述する方法もあります。レベルは記号の数で
決まるので、記号の種類を覚えられない場合は、
こちらのほうが使い勝手がよいと思います。
= Document Title (level 0) = == Section title (level 1) == === Section title (level 2) === ==== Section title (level 3) ==== ===== Section title (level 4) =====
(END)
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